ブートディスクを作成するには

 Red Hat系のLinuxでブートディスクを作成するには、mkbootdiskコマンドを使用する。mkbootdiskには、引数としてカーネルのバージョンを与える必要があるので、あらかじめ使用しているLinuxのカーネルバージョンを調べておく。

 カーネルのバージョンを調べるには、以下のコマンドを実行する。

# ls /lib/modules
2.2.17-0vl10(これがカーネルのバージョン)
# mkbootdisk 2.2.17-0vl10
Insert a disk in /dev/fd0. Any information on the disk will be lost.
Press <Enter> to continue or ^C to abort:

 フォーマット済みのFDをドライブに入れて[Enter]キーを押すと、ブートディスクの作成が始まる。プロンプトが表示されて、FDDへのアクセスが終わったら、ブートディスクの作成は終了だ。この方法で作成したブートディスクは、そのシステムで使用中のHDD(多くの場合は/dev/hda1)が自動的にマウントされる。

 FDで起動するLinuxのレスキューディスクを作成する場合は、以下のURLでイメージを入手できる。

http://www.ibiblio.org/pub/Linux/system/recovery/!INDEX.html