GRUBでのデフォルトOS、カーネルバージョン、OS選択待ち時間の変更方法

 変更するには/etc/grub.confを編集します。現在の設定を確認します。
default=0 ← titleで定義されている最初のOSがデフォルト
timeout=5 ← 5秒間OS選択画面で停止
splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz ← GRUBの背景画像
title Red Hat Linux (2.4.18-3) ← メニューに表示するOS名
  root (hd0,0) ← GRUBが存在するパーティション(1台目のHDDの1番目のパーティション)
  kernel /vmlinuz-2.6.40.6-0.fc15.i686 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
    \ LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106 ← 起動するカーネルと引数を指定
  initrd /initramfs-2.6.40.6-0.fc15.i686.img ← SCSIデバイス用の設定
title Fedora (2.6.40.4-5.fc15.i686) ← メニューの2番目に表示するOS名
  root (hd0,0)
  kernel /vmlinuz-2.6.40.4-5.fc15.i686 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
    \ LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106
  initrd /initramfs-2.6.40.4-5.fc15.i686.img
title Fedora (2.6.35.14-96.fc14.i686) ← メニューの3番目に表示するOS名
  root (hd0,0)
  kernel /vmlinuz-2.6.35.14-96.fc14.i686 ro root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
    \ LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106
  initrd /initramfs-2.6.35.14-96.fc14.i686.img
title= Windows XP ← メニューの4番目に表示するOS名
  root= (hd0,1)
  makeactive ← ルートパーティションをアクティブにする
  chainloader= +1 ← 最初の1セクタを読み込んで実行する
 デフォルトOSまたはカーネルバージョンを変更する場合は「default=」に続く数字を変更することになります。4番目のOSをデフォルトにするなら、「default=3」となります。
 OS選択画面での待ち時間は「timeout=」で指定します。単位は秒です。