開いているポートを調べるには
クラッカーは開いているポートから侵入するので、セキュリティを維持するには必要のないポートをふさぐのが基本だ。開いているポートを調べるなら、nmapコマンドを使うのが便利だ。
Vine Linuxの場合、Vine PlusにnmapのRPMファイル(nmap-2.53-1vl1.i386.rpm)が用意されている。これをダウンロードして以下のコマンドを実行する。
# rpm -ihv nmap-2.53-1vl1.i386.rpm |
また、xnmapというX Window System用のフロントエンドも用意されている(nmap-frontend-0.2.53-1vl1.i386.rpm)。これもダウンロードして、以下のようにインストールしよう。
# rpm -ihv nmap-frontend-0.2.53-1vl1.i386.rpm |
これでnmapが使えるようになる。
# nmap localhost |
xnmapの場合は、以下のようになる。
![]() |
X Window System用のxnmapの画面 |
ただし、他人のサーバに対してポートスキャンすると、クラッキングの準備をしていると勘違いされる可能性がある。nmapを使ったポートスキャンは、自分のサーバに対してのみ行うようにしよう。