パスワードに有効期限を設定するには
パスワードに有効期限を設定するには、Linuxconfを使用する。
rootでLinuxconfを起動したら、画面左の[ユーザアカウント]−[通常のアカウント]にある[ユーザアカウント]をクリックすると、画面右にユーザーアカウントの設定パネルが表示される。[ユーザ情報]タブをクリックし、さらに[パラメータ]タブをクリックすると、パスワードの有効期限を設定するパネルが表示される。
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パスワードに有効期限を設定するためのLinuxconfのパネル(画像をクリックすると拡大表示します) |
それぞれの項目の意味は、以下のとおりだ。
項目名
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意味
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最近のパスワード変更日 | 最後にパスワードを変更した日付 |
パスワード変更禁止期間[日] | パスワード変更後、変更ができない期間 |
パスワード変更可能期間[日] | パスワードが変更できる期間 |
期限切れ前の変更期間[日] | パスワードの期限切れ何日前に警告を表示するかの設定 |
アカウント期限切れ期間[日] | パスワードの期限が切れた後、そのアカウントを使用不能にするまでの期間 |
期限切れ日付 | ユーザーアカウントの有効期限 |
パスワードに有効期限を設定するには、最低限[パスワード変更可能期間]と[期限切れ前の変更期間]を設定すればいい。
なお、Turbolinux 6.0 Workstationには、デフォルトではLinuxconfがインストールされないので、KDEのユーザマネージャ(kuser)を使用する。KDEユーザマネージャを起動したら、設定を行うユーザーアカウントを選択して[ユーザ]メニューの[編集]をクリックする。ユーザプロパティの[拡張設定]タブをクリックすると、パスワードに有効期限を設定する画面が表示される。
パスワードの期限が切れると、ログイン時に以下のようなメッセージが表示され、パスワードを変更しなければログインできなくなる。
Vine Linux 2.1.5 (Calon-Segur) |