一般ユーザーでもVFATパーティションに書き込みができるようにしたい

　WindowsとLinuxを1台のパソコンで共有させている場合，VFATパーティション（Windowsのファイルシステム）へLinux上からアクセスさせることがあるだろう。しかし，rootしかファイルの書き込みができない。このような場合には，次の設定を確認してみればよい。

# vi /etc/fstab

/dev/hdb1 /mnt/win vfat defaults,umask=007,gid=1000,euc,zenkaku 0 0

　ポイントとなるのは「gid=」の数値だ。グループの数値を確認して，ここに反映させればよい。この数値は，「/etc/group」ファイルから確認可能だ。

# cat /etc/group
root:x:0:root
bin:x:1:root,bin,daemon
daemon:x:2:root,bin,daemon
sys:x:3:root,bin,adm
adm:x:4:root,adm,daemon
tty:x:5:
disk:x:6:root
lp:x:7:daemon,lp
mem:x:8:
kmem:x:9:
wheel:x:10:root,ykida
mail:x:12:mail
news:x:13:news
〜以下略〜

または

/dev/hda2 /mnt/win vfat noauto,user,rw,suid,dev,exec 0 0